マンション投資でもっと収益を増やしたい、そんな方におすすめの方法が2棟目の投資です。
投資数が増えることで収益の規模も大きくなり、より効率的に稼ぐことができます。
複数の投資はリスクが大きくなるのでは、という心配もありますが、ポイントを押さえた投資方法をあらかじめ知っておけばリスク回避と事前対策が可能です。ここでは2棟目を購入するタイミングやメリット、投資の際の注意点をまとめて解説します。
2棟目や再投資のタイミングは
1棟目のキャッシュフローがプラス状態
2棟目を購入する最適のタイミングというものがあります。
まず、1棟目の状態を確認しましょう。家賃収入から必要経費などを差し引いた金額が黒字になっているとき、いわゆるキャッシュフローがプラスの状態が2棟目を購入するタイミングです。
2棟目の購入を考えている方は1棟目購入の際に複数投資を視野に入れ、家賃や金利の設定をしておきましょう。
賃貸経営とローン返済の実績を積む
2棟目の購入には金融機関の融資が必要です。融資を受けるためには信用度を高めなければならないので、キャッシュフローがプラスの状態を数年継続しながらローンを返済しましょう。
継続と返済で実績を積めば金融機関の信頼につながり、2棟目の融資がスムーズに進みます。最低でも2年間は賃貸経営の実績作りが必要です。計画的なローンの返済と黒字経営を行いましょう。
2棟目を買うメリット
2棟目購入にはさまざまなメリットがあります。まず、1棟目購入の際の経験を活かせるので、購入までのハードルが低くなり、スムーズな投資経営が可能です。
物件探しや入居者情報などのポイントも1棟目購入時点である程度わかっているので、よりよい条件でマンション投資が開始できます。金融機関からの融資も受けやすく、まとめて借り換えられるのでローンを既存のものと一緒にできることも。
また、複数投資で安定した経営スタイルが確立されれば、副収入の仕組みや家賃収入の増加や売却益の増加が見込めるでしょう。いざというときのリスク分散もでき、事故や天災で1棟の経営が危うくなっても、2棟目の経営をしていれば家賃収入がゼロになる事態を防げます。
2棟目や再投資の注意点
2棟目購入はメリットばかりではありません。注意点もあるので、購入は慎重に決断する必要があります。マンション投資の数が増えると自ずと事業規模が拡大するので、外部に依頼する事柄も増え管理会社との細かな調整が必要です。何か起こった際にスムーズな対処ができるよう、管理会社との連携は密にしておきましょう。また、2棟目は1棟目と同じような物件を選んでもリスク分散ができません。
エリアが違う物件、築年数が違う物件など、条件を大きく変えて物件を選んだ方が確実なリスク分散ができます。2棟目購入の際は以上の点に注意し、購入を検討しましょう。