不動産投資不動産投資を行う上で、非常に重要となるのが物件選びです。利回りももちろん見るべきポイントではありますが、物件選びに失敗しては、収益にも影響を及ぼしてしまいます。
前回のコラムに引き続き、今後の物件購入の判断になる、私たちが現地にて実際にチェックしている内容を特別に公開します。
前回のコラムはこちらから▼
【不動産投資】投資物件を購入前に現地で見るポイントその①〜動画公開中〜
この記事の内容は、カイロスマーケティングのYouTubeチャンネルでも公開しております。
不動産投資FAQ動画公開中!
投資物件を購入前に現地で見るポイント
①廊下の水染み
玄関から出たときに上を見上げてみて、水染みが出来ているような様子があれば注意が必要です。ひとつ上の階に行ってみましょう。端の防水機能が低下している可能性が高いです。
また、共用部の排水溝もチェックポイントです。廊下にある排水溝が詰まっていないか見てください。もし詰まっていると、いくら長尺シートなどで端を防水していても水浸しになってしまいます。廊下や外壁など外に面している部分に関して、水が入らないかどうかはとても神経質にみています。
②物件の基礎部分
基礎部分は建物と地盤を固定する土台になり、とても重要です。
まず、基礎の箇所に縦に砂が走っていないか、必ずチェックしてください。もし、上に縦線が入り砂が走っている場合は超要注意!
何故なら、シロアリが歩いた跡だからです。砂が走っている縦線の上のボード部分が膨らんでいたら、その物件は絶対に購入しないでください!シロアリの被害が進行しています。都市部ではあまり被害は出ませんが、山に近かったり、自然がある場所はシロアリの被害が多くあります。必ず事前に注意したほうがいいです。
また、シロアリの線以外に縦のクラック(ひび割れ)もあわせて確認してください。2㎜以上の隙間があるひび割れに関しては、こちらも浸水しやすくなるので、コンクリートと鉄筋が傷むリスクがあります。
③建物のインフラ
インフラの面は、主に給湯器をみます。インフラでコストがかかるのは主に給湯器の問題と言われています。都市ガスとプロパンガス、どちらを使用しているかによって多少変わりますが、都市ガスの場合は大体10~16万円で処分、設置までかかります。部屋数が多いマンションやアパートだと給湯器もそれだけ増えますので、コストを見込んでおいた方が良いです。
その他、ゴミ捨て場が敷地内にあるのかと、ゴミの捨て方もチェックしています。
水道は散水栓があるかどうか、貯水タンクがあるかどうか。3階、4階など上の階層へタンクからポンプで水を上げている場合、ポンプの年式もチェックしています。
さらに共用部の電気が切れていないかどうか。こちらは見栄えの問題ですが、チカチカと切れかかっていると廃れた雰囲気が出てしまいます。
まとめ
物件自体ではないですが、日中ではなく夜にも物件を見に行きます。街灯がどのくらいあるか、夜の町の雰囲気は日中とまた違ってきます。ただ、私たちは業者なのでいざというときに名刺を出せますけど、皆さんは不審に思われないよう注意してくださいね!
以上が物件を仕入れる際に、私たちが現地にて実際にチェックしている内容です。
購入前に見ておくポイントで気になる部分があるがどうしたら良いか分からない方、これから物件を購入しようと考えている方は、お気軽にお問い合わせください。