不動産投資コンサルティングサービス

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コラム#135 不動産投資のこんなセールストークには気をつけろ!

高桑 良充
Kairos AI Co.,Ltd. CEO

年間 1,000件以上の案件の相談に乗り、仕入れる物件すべてを自身の目で見て買付、商品開発にも積極的に関与。物件の適正化を図り商品化するのは創業以来変わらず自身で行っている。
投資家に対して不動産賃貸事業のスタートをサポートし、その後運用・管理・最終的に売却・建替えまでの全てのステップを一貫して自社でフォローできる体制を構築。
2021年・2022年「楽待」セミナーお問合せ数 日本一を獲得、また2023年自身の著書「不動産投資の教科書」を出版。

最近のセールストーク

セールストークで最近よく聞くのは
「銀行から紹介を受けている物件だから」
「弁護士から直接来ている案件だから」
と紹介された物件をみてみると、意外と流通物件(入居者募集にあたり大家と窓口で仲介する不動産屋の間に、もう一つ不動産屋が入ること)だったり、REINS(不動産用情報交換サイト)に出ていたりします。
今まで不動産の投資キャリアがない人に対して、特殊な割安の物件があったとしても普通の人に教えてあげるメリットがあると思いますか?何の利益にもならないのにするのはまずあり得ません。
不動産は利害関係が発生していて、誰かの利益になるから発生しています。
誘導しようとする業者もいますし、うまい話にすぐ飛びつくのは気を付けましょう。

実際に銀行や弁護士が紹介するケースはある?

実際、あるにはあります。
ないとは言えないので困るのです。

私たちのケースでいうと、買い取って再販して、売上総利益が10%出たら上々です。
その数字を踏まえて、消費者に向けて相場より15~20%安い物件を販売している業者は怪しいと思ってください。
私たちはプロですから、購入するか否かの意思決定まですごく短い。
仮に1億円の物件が8000万円で購入できるとなれば、即日決めて翌月には決済まで完了します。
それを一般の方で考えると、購入を決めた後に銀行の審査に時間がかかり、もし審査が通らなければ白紙解約という条文がつきます。
そのリスクがあるのに20%近くも安い物件を売るだけのメリットはあるのでしょうか?
親にだって売りません。
弁護士が持っている場合もありますが、私たちが年間で40~50棟物件を売っている中で一件あるかないかくらいです。

お客さんから「こんな弁護士案件があるんですけど」と言われることのほうが多いです。
実際に相場に充ててみると利回り的にはいいけれどこっちの条件は満たしていなかったりします。
安易に飛びつくのはやめましょう。

過剰なセールストークに注意!

ご自身がお住まいになる物件を探しているときであればまだしも、「掘り出し物」「今逃したらないですよ」などのワードは収益不動産においてはあり得ません。

実際、一年間鳴かず飛ばず売れなかった物件が同タイミングで買い付けが複数入り、競りになるときも過去に何件もありました。
その場合、「悩んでらっしゃるなら買い付けを出して頂いて、交渉に入りましょう」と仲介します。
「今日動かなければなくなる」といった謳い文句は妥当ではありません。
過剰なセールストークをしてくる営業マンがいたら注意しましょう。

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【不動産投資】セールストークについて

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