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コラム #72 念願のワンルームマンション購入!固定資産税が思った以上にかかる

筆者

高桑 良充

KAIROS MARKETING LTD. CEO

好立地のワンルームマンションを購入したFさんの体験談

マンション投資に興味を抱き、不動産投資会社が主催するセミナーに何度も足を運んでいたFさん。
そのセミナーでは、いずれも「マンション投資で失敗しないためには、立地のいいワンルームマンションを購入するのがベスト」と聞かされていました。
こうして、都心の一等地に建つワンルームマンションの一室を購入。
しかも、都心では希少価値のある新築物件です。
当然、価格はワンルームマンションでも高い部類。月々のローン返済額も、それなりに高くなります。
それでも、ローンの支払いを差し引いても毎月1万円ちょっとの収益が出ますし、立地から空室になることもないだろうと安心していました。

初年度は節税効果が高かった

Fさんが参加していたセミナーでは、「ワンルームマンション投資は、節税効果も期待できる」という話もよく耳にしていました。
その言葉通り初年度の確定申告では所得税はグンと抑えられ、期待通りでした。
しばらくすると、固定資産税の納税通知書が届きます。都心だから、固定資産税も高いのでは、と気になっていましたが、通知書を見ると約6万円。立地を考えれば、意外と安く感じたそうです。
しかし、この甘い考えが後々Fさんを苦しめることになります。

たかが6万円、されど6万円の固定資産税

ワンルームマンションを購入してから5年。
帳簿に計上できる経費は、初年度に比べると大きく減り、節税効果もどんどん小さくなってきました。
その一方で、固定資産税は変わりません。
固定資産税は、年々減っていくという話を聞いたことがあったFさんですが、RC(鉄筋コンクリート)の耐用年数は47年ですから、実際にはそれほど減額にならないのです。
むしろ、家賃収入が減るほうを恐れ始めていました。
というのも、6万円の固定資産税を月に換算すれば5,000円です。
毎月1万円ちょっとの収益から5,000円を引くと、手元には数千円しか残りません。
そのうえ家賃をダウンさせると、赤字になる可能性が高くなります。

たかが6万円、されど6万円。固定資産税も大きな負担になることを、改めて感じるFさんでした。

なお、個別具体的な考え方や投資手法は物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等についてはお気軽にお問い合わせください。

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